毎年、8月の最後の土曜日に、
「浅草サンバカーニバル」が開かれます。
今年は、あした31日(土曜日)、13時から
パレードがスタートします。
パレードコースは、地下鉄銀座線、都営地下鉄、
東武線「浅草」駅の「馬道通り」からスタートして、
駅前を右折、雷門通りをまっすぐ、約800メートル。
ブラジル・リオデジャネイロでの世界的なお祭り
「リオのカーニバル」の楽しさを日本でも、
って始まったんでしょうね
もう今年(2019年)で38回目を数えるんだって。
ということは、38年続いていること。
スゴいなあ・・・。
ラテンのリズム、特にサンバのリズムが大好きな者として、
いつかは見てみたいと思いながら、なかなか行けなかったんですが、
今年こそ、明日、ぜったい行ってきます!
あの サンバのリズムって、最高ですよね!
もう 体が自然に動いちゃう!
夢中になって ノッてくると、もう イヤなことなんてすっかり忘れちゃうんです!
この「浅草サンバカーニバル」は
いくつかのグループがサンバのリズムにのって
派手な衣装をまとって パレードする、
というカンタンな知識しかなかったので、
より楽しむために、と思って、いろいろ調べて見ました。
サンバカーニバルとは、
パレードの「コンテスト」だったんですね。
今年のカーニバルには、地元浅草はもちろん、
大坂や、千葉、埼玉、横浜などのチームも参加するそうです。
行列にも順番があるの?
ただ、練り歩くのではなく、
ちゃんと順列、順番があることがわかりました。
一つのグループの構成は、こんな感じだそうです。
それぞれに 名前がついているんですね。
もちろんポルトガル語ですよね。
1番目=コミサン・ぢ・フレンチ
オープニングパートを担当。
チームの特徴をまず観客に披露する役目
2番目=ポルタ・バンディラ・&メストリ・サラ
チームの旗を持つ旗手。男女ひとりずつ。
コンビネーションの踊りが求められる?
宮廷風の衣装を着ている
3番目=アーラ・ダス・バイアーナス
女性だけの踊りパート。
スカートの裾が大きく広がった独特の衣装で
ぐるぐる回るのは とてもキレイだそうです。
4番目=ハイーニャ・ダ・バテリア
バテリアの前で踊る。まさにチームの中心。
ハイーニャは「女王」の意味。
5番目=バテリア
まさにダンスを盛り上げる太鼓・リズム隊。
様々な打楽器を打ち鳴らし、身も心も燃え上がらせてくれる?
6番目=パシスタ
「これがカーニバルのダンサー」というような
豪華な衣装に背中に羽根をつけて優雅にサンバを踊ります。
7番目=アレゴリア
テーマに合わせたデザインで施された「山車」。
この山車の上で踊り人が「ジスタキ」と呼ばれ、
「目立つ人」の意味なんだって。
パレードには ”テーマ”がある?
テレビなどで紹介されている 断片的なカーニバルを
見て、カーニバルって 好きな衣装を着て、
サンバのリズムに乗って ただ踊りだけ、と
思っていたけど、全然違ってるんですね。
まず、毎年、各チームごとに
*今年のテーマ(エンヘードという)を決める
「物語」だったりその年の話題など。
*このテーマをわかりやすく表現するための
集団(アーラ)を決める
*作曲、作詞をする
*踊りの振り付けを考える
*打楽器隊(バテリア)の演奏パターンを決める
*衣装のデザインを考え、縫裁する。
この準備は ほとんど1年かけてやるそうです。
では、あす 楽しんできたいと思います。
レポートしますね。