きのう(5月10日)午前9時前に起きた
宮崎県沖・日向灘(ひゅうがなだ)で地震
が起きましたね。
マグニチュード6.3 と大地震ではないけど、
宮崎市や都城市では、震度5弱で、けっこう揺れたようですね。
宮崎のテレビ局の天井からつるしたパネルが
大きく揺れてました。
ワッ、南海トラフ大地震の引きがね?
この宮崎県沖から四国南岸を通って
東海地方にむかう一一帯は、有名な「南海トラフ」(注1)
ですよね。
8年前の「東日本大地震」以前から このエリアで巨大地震が
起きるのではないか、ヤバい、ヤバい
って言われているんですよね。
新聞を見たら、
今年2019年になってから、この日向灘で
M3以上の地震が、なんと17回も起きているんだって。
もうこれは、気象庁がなんと言ってもー
直ちに 巨大地震につながるものではないーといっても
ヤバい状況だと思いますよね?
気象庁もホンネでは、「ヤバい!」と思っているんじゃないのかなぁ。
だけど、「これからラグビーワールドカップもあるし、
来年は東京オリンピックだし、本当のことを言うと、
海外からのお客さんが来てくれなくなっちゃう」って
ヘンに気を遣っているんじゃあないかなぁ。
木村政昭教授の心配も的中!
実は、地震学で有名な琉球大学の木村政昭名誉教授は、
今年3月に東京スポーツ紙面で、「日向灘地震」
が起きる可能性がある、と指摘していたんだって。
当たっちゃいました!
政府も 数年前から、
「30年以内に70~80%以内の確率で起こる」
って 予測してます。
「天災は 忘れたころにやってくる」
と言うことわざがありますね。
東日本大震災は まだ10年も経っていないのに、
だいぶ 忘れ去られたような気がします。
備えをして 覚悟して、十分きをつけたいですね。
注1)「南海トラフ」
「フィリピン海プレート」と「ユーラシアプレート」が
接する海溝です。
日向灘から駿河湾にかけての広い海域。
ユーラシアプレートをフィリピン海プレートが
押さえつけている状態とのこと。
もしここで 大地震が起きると、
30メートル超の巨大津波が発生すると恐れられている。