渋野日向子選手の「全英女子オープンゴルフ」での劇的な優勝
テレビで持ちきりでしたね。
米国のトーナメントで 何勝も上げていた岡本綾子選手や宮里藍選手が
何度も挑戦してもなかなか達成できなかった「メジャーでの優勝」。
それを プロ1年目の20歳が あっさり勝ってしまうとは!!
渋野日向子が全英女子オープンで勝てた理由とは?
なぜ 渋野日向子選手が優勝できたか?
その理由を いろいろ調べたり考えてみました。
渋野選手は、
*ちょうど1年前にプロになったばかりの 20歳。
*初優勝は 4ヶ月まえの 「ワールドレディス・サロンパス」
ただ、2勝目は 先月の「資生堂オープン」と割と早かった
*海外のトーナメントへは初めて参加
*もちろん、海外メジャートーナメントも初めて
◆まず技術的な面
•岡本綾子さん(世界的に活躍した往年の名選手)が
太鼓判を押すテクニックと将来性あり
◆精神面
・無心で戦えた
・今回の全英女子オープンに参加できることが間際になって
知った。
なので、気負うことなく「予選を通過するだけでいいや」
という 無心・無欲で試合に臨めた
◆性格面
おおらか。
とにかく笑顔を絶やさない
クヨクヨ考えない
気持ちの切り替えがうまそう
緊張するプレーの合間に、ニコニコしながおにぎりを頬張ったり、
さきいかのようなものを食べたりしている。
(「たらたらしてんじゃね~よ」と言うお菓子らしい)
にはビックリしたし、樋口さんが「新人類」というのは
わかるきがしましたね。
これまでの日本人選手は、「メジャー」ということに
名前負けしてしまって、実力が出せないまま終了してきた
ような気がします。
・挑戦する逃げない強い気持ちを持っている
これを感じたのは 短いミドルホール12番で
ワンオンを狙って、ドライバーで攻めたときでした。
解説の樋口久子さん、戸張捷さん、そしてラウンドレポーターの
村井プロも、堅実に刻んで確実にバーディをとったほうが
というのに、攻めました
◆周りの環境
・とにかくリラックスしてプレーできた
◎普段のレッスンコーチが、今回キャディーとして
すぐ近くでアドバイスをもらえたのは大きいですよね。
*スイングのチェック
*グリーン上でのパッティングのラインの読み
など すぐ相談、アドバイスがもらえたのは すごく大きいと
思いますね。
渋野選手の人柄・笑顔が ギャラリーを引きつけ、
日増しに応援団が増えていった。
これが 彼女の力になった。
でも、やっぱりメジャーの最終日、最終組。
前半は4パットで順位をさげるなど、ちょっと悩んだのか
トレードマークの笑顔が少なかったですね。
テレビ解説者の戸張捷さんも、樋口久子さんを相手に、
「もっと笑顔をした方がいいのにね」
なんて言ってました。
でも、10番でバーディを奪うと、リズムに乗ってきて、
笑顔が増えてきましたね。
◆コースなど
今回の全英女子オープンは、ロンドン近くの、林間コース。
松林のような樹々に囲まれ、緩やかな起伏があり、
日本のコースととても似ている感じがしました。
渋野日向子選手も “親近感”を持ってプレーしたんじゃないかなあ。
これが、原っぱのようなリンクスコースだったら
また違っていたかも?って思います。
眠い目をこすりながら 我慢して起きてテレビを観ていたので
歴史的優勝の瞬間が見れて 最高の気分でベッドに入ることができましたよ。
渋野日向子選手は、
これからさらにどんな選手になっていくのか とっても楽しみです!!
日本の「箱庭」のようなコースで女王に甘んじているより、
宮里藍さんや畑岡奈紗選手のように、一日もはやく世界に飛び出して欲しいと
思います。