アカデミー賞にネットフリックス(NETFLIX)作品2つ!

『パラサイト 半地下の家族』アカデミー賞快挙!

昨日の「アカデミー賞」で『パラサイト 半地下の家族』
が作品賞を受賞しましたね。

ポン・ジュノ監督による韓国映画です。

作品賞以外にも、監督賞脚本賞なども受賞して、
今年のアカデミー賞の話題を独占しています。

とにかく、英語以外のことばで作られた映画
表彰されたのは、初めてだそうですよ。

なぜ 作品賞受賞できたか

もちろん、「パラサイト 半地下の家族」が
格差社会をわかりやすく描かれて、見ているうちにドンドン
映画に引きこまれてしまうおもしろさ、

後半には想像も出来ないどんでん返し(?)があったり、
と魅力的なのは当然なんですけど・・・。

ネット映画配信の影響が大きい?

今回の受賞には、ネット動画配信会社製作の
映画への高評価などの背景も無視できないような気がします。

今回の「アカデミー賞」にノミネートされた作品は
下記9作品あったんです。

1フォードvsフェラーリ
2アイリッシュマン
3ジョジョ・ラビット
4ジョーカー
5ストーリー・オブ‥マイライフ(わたしの若草物語)
6マリッジ・ストーリー
71917年 命をかけた伝令
8ワンスアポンアタイムインハリウッド
9パラサイト 半地下の家族

ネット配信映画(動画)がノミネートされた!

このうち、
『アイリッシュマン』 と
『マリッジ・ストーリー』

の2作品は、ネットフリックス(NETFLIX)社で制作され
ネットで配信された映画です。

映画館で上映されたものではなかったのに
ノミネートされたんですね。

ネット配信映画だからといってクオリティが “低い”
わけじゃありません。
いや、それどころか、スゴイ監督、俳優たちが
出演しているんですね。

『アイリッシュマン』は、米国の裏社会での
男の生きざまをえがいたもので、

なんとマーティン・スコセッシ監督
ロバート・デ・ニーロ主演です。

『マリッジ・ストリート』は離婚調停にくりひろげられる
夫婦のドラマを、アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソン
が演じています。
ふたりとも、主演男優賞、主演女優賞にノミネートされて
いましたよね?
残念ながら、「大賞」は逃しましたが・・・。

でも、助演のローラ・ダーン助演女優賞
もらっています!

スゴイクオリティーですよね。

映画賞関係者は、従来の映画館で上映された作品を
対象にして 審査を行い表彰してきましたが、

ネット配信映画でも 審査の対象とする、と
時代が変わってきたんですね。

もちろん、それは、ネット配信でも
素晴らしい作品が次から次へと出てきたからなんですね。

「ネット動画配信」では、当然、いろんな言語の映画が
全世界に配信され、全世界の人たちが楽しんでいます。

もう 英語圏 という枠にこだわっていては
いい作品を評価できない、ということなんでしょうかね。

来年以降の 世界的な映画賞、「カンヌ国際映画賞(パルムドール)」
アカデミー賞」「ベネチア映画賞」には
さらにネット動画配信作品、英語以外の言語による映画
新海誠監督らの日本アニメなど日本作品)などが受賞出来るかも知れませんね。

楽しみですね!

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