今年の「アカデミー賞」発表、今度の日曜(日本時間は月曜日の朝)です。
なんと韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が本命視されて
いるんですよね。
(ポン・ジュノ監督)
貧しさの象徴の半地下の家に住む一家が、豪邸に住む家族との
生活格差を対比しながら喜怒哀楽を描いた映画。
もし、『パラサイト~』が大賞をとると、
英語以外の言葉の映画としては 初めてなんだって。
意外ですよね?
字幕を使っても、その感動が伝わり評価を受けているのは
ストーリーがいいからなのは当然。
でも 世界中で話題になるのは、それだけ、
貧困格差がもう世界中 どんな国にもあるから
「あるある感」がみんなに伝わりやすかったからかなあ。
有力視されている<作品賞>
◆『1917年 命をかけた伝令』(サム・メンデス監督)
映画館の大スクリーンで見るととても迫力があり、
見応えがある、と評判らしいです。
◆『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
(タランティーノ監督)
この映画の主演は、レオナルド・ディカプリオで、
<主演男優賞>にもノミネートされていますね。
◆『ジョーカー』
(ベネチア國際映画祭で金獅子賞をもらった)
*主演のホアン・フェニックスも、<主演男優賞>の
有力候補だそうですよ。
ほかのノミネート作品
◆フォードvsフェラーリ
◆アイリッシュマン
◆ジョジョ‥ラビット
◆ストーリーオブマイライフ私の若草物語
◆マリッジ・ストーリー
辻一弘さん、メイクアップ賞なるか?
日本の作品やスタッフは ほとんどなしのようです。
ただ、辻一弘さんが、<メイクアップ&ヘアスタイリング賞>で
ノミネートされているそうです。
辻さんは、ハリウドでは超有名な方だそうで、
「特殊メイク」でホンモノそっくりに仕上げるそうです。
『スキャンダル』の主演で、<主演女優賞>候補になっている
シャーリーズ・セロンさんにその特殊メイクをしたんだって。
2018年にこの部門で大賞を受賞しているので、
2度目の受賞になってほしいですね。
ネット配信作品も2つ<作品賞>にノミネート
ネット配信用に製作された、
『アイリッシュマン』と
『マリッジ・ストーリー』も<作品賞>に
ノミネートされているとのこと。
現在、動画配信会社・ネットフリックスで配信中。
一般の映画館で公開されていない映画が
ノミネートされるなんて、時代がスゴく変わったなあ、
ってつくづく思いますね。