志村けんさんを失った悲しみや残念さは
日ごとに強くなる感じですね。
志村けんさんの「8時だョ!全員集合」と
たけしさんの「オレたちひょうきん族」は
同じ土曜日の放送で 裏表のライバル関係でした。
「全員集合」がだんだん「ひょうきん族」に食われ、
視聴率で苦戦するようになっていましたね。
その志村けんさんとたけしさんが、かつて
「お笑い」の行く末について、対談をしたことが
あるそうです(東京スポーツ:2020年4月1日)。
もう 20年以上も前の1997年にその対談は
行われたそうですが、
その当時でさえ、若い芸人さんたちはクイズのパネラーを
やったり、バラエティ番組に出るのが中心で、
ちゃんとしたコントや漫才は そのころでも
あまりやっていなかったそうです。
(どうも 現在と変わらない感じですね。)
志村けんとたけしが一致した「お笑い道」
この二人が同じように指摘したのは、
*とにかく、しっかりしたコントを少なくとも
5分はやるべきだ、
*中高生にキャーキャーいわれて人気があると
勘違いしないで、様々な年齢層にも受ける
「笑い」をとりなさい。
*ギャグひとつについても、もっと起承転結を
考えた 丁寧なモノにするべきだ。
現在のテレビ番組やお笑い界も 当時の状況と
あまり変わっていないかも知れないですね。