イチローは “ルーティン男”

 

ついに引退

イチロー選手がついに引退しましたね。

45歳。

フツウのプロ野球選手だったら とうに引退
している年齢。

でも、本人は「50歳まではやる」
と言っていたし、

まだまだ ヤレる体力、技術はあると思ってました。

専門家は、だいぶ衰えていると言う。
特に 「動体視力」が全盛期に比べると
そうそう落ちているらしい・・・。

だから イチロー選手本人もここ1年の葛藤を経て
引退を受け入れたんだろうね。

ルーティンがリズムを作る?

イチロー選手は試合の日、
球場への入り方も ちゃんとルールがあったらしい。

そして ルーティン

試合直前のロッカールームでも、

まず シューズを自分の手で磨く

グラブを磨く

そしてダッグアウトに入れば、

当然座る位置、グラブ、バットの置き場所にも
ルーティン。

いよいよ 打順が近づく・・・。
ネクストバッターサークルでの動作も
ルーティン。

屈伸運動
ロージンバックをバットにのせる
素振りの仕方、回数も決めてある

バッターボックスに立った

バットを立てて、相手のピッチャーをみすえる

そして ゆっくりと左手で右腕あたりから
右肩にたぐるように動かす

あたかも 狙いをさだめて 弓を引くような
動作だ。

これで 向かってくるボールに対する
集中力がピークに達する・・・。

日常でもルーティン

イチロー選手は 若いとき(オリックス時代)から
ルーティンワークを取り入れてきたようです。

昔取材をしていた新聞記者さんたちが、みな異口同音に
言ってます。

三宮の牛タン屋が行きつけ。

いつも同じ席

同じメニュー

同じ量の食事

ほんのちょっと ビールを飲む

なぜ、いつも同じなのか?
記者たちがきいたことがる。

その答えが、

「だって、決められた動作をすることで
他のよけいなことを考えなくていいから。

野球のことに集中出来るから

なんという合理的考え!

確かに、
レストランを選ぶのに あれこれさがし、

お店に入ったら、メニューから料理を選び

食前酒を選び

・・・・

と いろいろ 悩まなければならないですね。

イチロー選手は そういうわずらわしさ を
嫌っていたんですね、

本当に
野球のことが好きで、

野球のことを考えているのが大好きだったんだね。

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